生活を書く

暇にまかせて。

エンブロイダリー スレダー

 

昨日のお昼。

お義母さんが郵便受けから配達物を持って来た。

その中の一つを不思議そうな顔でまじまじと見ていた。

何だろうと思っていると、それをいのっちに手渡した。

「!!!!!」って顔をして、私を見るいのっち。

 

なになに〜、といのっちに近寄って、宛名を見て、驚いてそれを奪い取り隣の部屋へダッシュする私。

 

宛名には おかだんご*1 様 の文字!

 

な、なんと!

 

先日公開した「ほしいものリスト」から贈り物が・・・・!!!

こんなことが、あって良いのでしょうか???

奇特な人、居た・・・!(言い方)

 

本当に送られてくることがあるなんて想像もしていなかったので、夢かと思いました。

しかもあの、送ってくれる人のことを考えていないめちゃくちゃなリストから良く・・・涙

あぁ、本当にすみません、ありがとうございます。

 

 

何だか外装を破るのさえ勿体無くて、かなり執拗に上から感触を確かめ。

開封。

 

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これ、、、

 

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めっちゃ欲しかったやつーーー!!!

贈り主様、天才なのでは?

 

説明しよう。

エンブロイダリースレダー」とは、刺繍糸などの太さがある糸を針に通す時にとっても重宝する糸通しである。

 

 

通常の細い針金で作ってある糸通しで太さのある糸を通そうとすると、どうしても糸が折りたたまれた箇所に厚みが出て、針の穴が割れそうor糸通しが壊れるという事態が起こりがちになる。

なので、太い糸を通す時は、糸先をから数センチの箇所に垂直に針穴側を当て、そこで折り返して折り目をぺちゃんこに癖づけしてしっかり持ち、針を抜きその針穴に・・・ということをしなければならなくなる。

しかも刺繍糸はいっぺんに何本も同時に使うことが多く、針穴に通すときにバラバラしがちなのだ。

なので、糸通しを使いたい、けれども毎回ひっかかる!と、いう地味なストレスを解消してくれるのがこのエンブロイダリー スレダー。

平坦なこの形状が、従来の糸通しでは通しにくかった太い糸もとおしやすくしてくれるという代物。

 

 

 

嬉しくて、早速刺繍を。

 

こうして 

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するりん!

 

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一本どりにしちゃいましたが、引っ掛かりなく針金のものより使いやすい。

 

そのおかげでこれ。

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もっと寄って!!

見てこれ。

 

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 指さしてる方が「ギリシャクロス フィリング・ステッチ」

もういっこが「ラダー ストレート・ステッチ」

ふたつとも、布目を数えて刺していくちまちま系刺繍です。

こういう同じパターンを繰り返す系は座禅に似ていると個人的には思っています。

あぁ、一体誰が贈ってくれたんだろう、と雑念だらけで刺しましたが。

 

 

 

 

テンション上がりまくって、ついついずっとしてみたかった一本どりの刺繍をしてしまいましたが、せっかくなので、この糸通しの真骨頂を発揮してるのを見なければ!ということで何本もの糸を通しました。

 

こうして

 

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ひっかからずに

 

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こう!

 

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おおお・・・何というストレスフリー体験!

これは良いもの・・・!

ちなみにフランス刺繍針9番には少し大きくて通らなかったけど、8番からは通せました。

9番使う時は二本以上通すこともないので、全く問題ナッシン。

 

 

匿名だった(んですよね?)ので、どなたなのか全くわからないのですが、、、本当に本当にありがとうございます。

 

これからどんどん使っていこうと思っています。

 

 

 

ちなみに、お義母さんからは「色んな名前を持っとるんやねぇ」と言われました。

私がおかだんごであることがばれませんようにばれませんように。*2

 

 

 

*1:受取人の登録には漢字を織り交ぜてみた

*2:バレても良いが恥ずかしい

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