生活を書く

暇にまかせて。

絶対捨てまくるという強い意志を持って頑張る

 

この前の土曜から、家の中に溜め込んでいるものの整理を家族で始めました。

コトの発端は「お婆さんの使っていた部屋の押し入れを片付けて好きに使っていいよ」というお義母さんのお言葉。

マジかー!よっしゃーーーーー!ということで片付けようとしたところ、押し入れにINしている引き出しの中から無限にタオルが出てきたのです。新品、中古、種種雑多。

タオルは足りてるし、ということで、どっかに仕舞っておこうかな?と、思ってみたはいいものの、、、どこかと言っても、もう、うちにはあぶれたタオルを仕舞う場所なんて無いのです。何なら私たちがここに引っ越してきたときに持ってきたタオルも、置き場がなくて廊下にあぶれるしかなかった衣装ケースの中に入れたままだしね?

だいたい使わないものってのは天袋に入れたりするのですが、、、と、思ったら、あるじゃ無いですか、無限タオル地獄の押し入れの上に天袋が。

期待を持って天袋を開けるとそこには・・・・

 

 

新品のタオルの箱がぎっしり

 

 

更なる地獄。

 

 

ちなみに新品のタオルだけじゃなく、新品のシーツやら、夏布団やら、何か色々と入ってました。

田舎の家ってだいたいそうだよね?誰かが処分してくれなければ、子孫が掃除係になるのです・・・。

私の実家もハナレを建て直す際、物置と化した元牛小屋の中にあった古い皿やら小道具やらを父親が一生懸命捨てていた。コンテナを運んできてコンテナいっぱいのゴミを捨てていたなぁ。私はその頃小学生で手伝った記憶はない。今思えば古い皿やレコードプレーヤーとかとっておいて欲しかったな・・・(私の父親は羨ましいを通り越すほどの捨て魔)

 

話が逸れた。

 

 

それにしても天袋にあったものは全部箱入りでかさばるかさばる。

全て新品であるけれど、箱を見ただけで歴史を感じまくりました。九十年代(いや、もっと前からかもしれない)からじっとこの家を見守り続けて居たんだな、みたいな?(発言がなげやり)

しかしそんなところに鎮座して居てもらっては、こっちのタオルが入れられない、つーことで箱から出しまくり、中古タオルや絶対使わないダロというのを捨てまくり、ついでに私たちが持ってきたタオルも整理して、約35×35×35cサイズのダンボール四個におさめることに成功。

・・・シーツや夏布団は箱から出さずに静かに戻しましたが・・・。

 

これらをいつか使う日はやってくるのか。

 

 

 

ここまででまるっと一日。

 

そして翌日。

台所の食器棚の整理を。

この家は台所の壁が造り付けの食器棚になっているのですが、実際活用してるのは、ほんの数段のみだったのです。しかも手前の方だけね。

だって、手前のいつも使ってる食器以外は取り出しにくいというのもあるんだけど、それ以上にネックなのが「もうず〜〜〜〜〜〜〜っと使ってませーん!」って感じでねちゃねちゃ系だったりするのです。

食器棚の一等地がこんな無法地帯で良いの?????と、思ったことは何度もあるし、その中でもちょっと使いたいなぁ、と思ったお皿は綺麗にして使ったりしていたけど、その度に「ナゼ私がこの何十年も使ってなさそうな(実際使ってない)お皿を綺麗に洗って尻拭いしないといけないんだ・・・」ともやもや思ってしまい、ずーっとせずにいたのですが、いつかしないといけないならこの機にやってしまえ、と「こっちもやりましょう!!!!!」とお義母さんに申し出て(以下略)*1

とにかく全ての食器(and more…)を床に出し、総量の半分以上を処分。

食器棚の食器だけでゴミ袋(20L)十二袋分を処分してかなりスッキリしました。

ゴミ袋ひとつに食器十個以上は入れてたので、単純に考えて百二十個以上を処分したことに。一人前用のちらし寿司の蓋つきの器が何セットもあったりとか、あとはお弁当箱!!十個以上。そして特に多かったのは、お客さん用の茶碗やお椀。しかしもうこの家に何十人もお客さんが来てご馳走することもないし、食器棚にある分は全て処分。今まで棚に入ってたのは一体何だったのだろうか。残してある食器も、三人分にしては多いかもしれないけど、頑張って捨てたし、それくらいはね。

これで使用頻度の高いものを余裕を持って食器棚に置けると思うとめちゃくちゃに嬉しいです。

コレはイイ!!!!運命の出会いだ!!!!というお皿の発掘はなかったけど、時代を感じさせる食器が出てきたりして楽しかったです。すんげー疲れたけど。

 

 

 

月曜からは食品庫(という名の倉庫)の整理をしていて、それと同時進行でキッチンシンク周りの収納の整理もしています・・・。

食品庫&シンク周りからは、どの引き出しからも、そして色んな箱やモノとモノとの隙間からスポンジ・フキン・割り箸が出てきて頭がおかしくなりそうでした。 

シンク周りの引き出しなんてさ、これまた一等地じゃないですか?

スター選手しか収納されることを許されないはずじゃないですか???

なのに、本当に今までぎゅーぎゅーに詰め込まれていて・・・表面にあるものしか使ってなかったからね?日々のご飯作りはそれで足りてたので、ぐっちゃぐちゃなのはわかってたけどそれ以下の地層を見ないようにしていた私。

 

とりあえず、私が何年も見ないようにしてたモノ、見てもらえます??

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引き出し内の埃が凄かったので外で整理する図

 

この空の引き出しにこの量のモノが入ると思います??

入ってたんですね〜。

同じようにぎゅーぎゅーにモノが詰まった引き出しがプラス三段。

毎回ちょっとギュって押さえながら閉めてた。

そう、通勤ラッシュでドアが閉まる時、駅員さんが乗客を押し込めてたあの感じ・・・

乗車率で例えたら250%くらいいってるのでは?

見たことないものとかいっぱい出てきた。

 

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ボロボロで使えそうもないものと、新品が混在

 

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唐突に姿を現した牛刀

 

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瓶の蓋開け。しかし役に立った試しがないとのこと

 

 

新発見でお得ダネ⭐︎(白目)

 

 

と、出てきたものの中からいのっち厳選の素敵グッズ↓ 

uradango.hatenablog.com

いのっちのブログに載っているゴミ素敵グッズは発掘するたびに私も笑いました

皆さんのご実家はいかがですが?モノ、溜まってますか??

 

 

あとは、これも色んな場所からバラバラと出てきたハサミ。

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何個も出てくるので笑ってしまった。

 

お義母さんに「キッチンバサミがいくつか出てきたんですけど、何個あったと思います?」って聞いたら「ん〜〜、三個くらいかな」と言うので、「六個ですよ!」と言ったら驚いていた。

その後いのっちにも同じ質問をしてみたら、これまた「三個くらい?」と言っていた。

二人揃って三個って言ってる!親子だな〜〜と思ったけど、よく考えたら六個もあるとは誰も思わない。

 

 

私の憧れの調理器具も発掘された。

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使用感のあるものと、新品のもの

見つけた瞬間、使いたい!!と思ってその日の夜、お義母さんが食器をゴミ袋に入れてる隣で閉じて開いたりして眺めてたんだけど、冷静になると蒸し料理は今ある調理器具で十分だと気が付いた。
お義母さんも「そうやろ〜、いらんやろ〜」と言っていた。いらないなら捨ててくださいよ〜〜〜!と心の中で叫んだ。

 

 

 

そして食器をあれだけ処分したにも関わらず、まだ食器が出て来る出て来る〜。

カレー皿とスプーンが十セット、蓋つきグラタン皿(既に別のものが食器棚にある)が五個、茶碗蒸し用の器十個、おちょこ五十個以上、お茶碗二十客以上、デザートセット、、、、などなどなどなど。

 

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誰か私とカレーパリーや日本酒パリーします?(しない)

 

 

 

この家に越してきてから

整理してぇ〜〜〜〜〜!

と何度思ったことか。

引っ越してきて割とすぐ、物置の一つが死ぬほどぐっちゃぐちゃ(棚の色んな場所にスリッパが刺さってるし、床にもスリッパが落ちてる、みたいな状態)で何が入ってるのかさっぱりわからなかったので、お義母さんに許可を取って整理したことがありました。

しかしその時、私といのっちが整理してるのを見て、おばあちゃんが猛攻撃。

勝手に触られるのが嫌だったんだろうな。

でも、猛攻撃されても、このままでは「本当ムリ!!!」って感じだったんで、宥めながら整理、整理、整理!!!

本当のゴミ(かなりあった)以外はきちんと同じものをまとめて(フツーのことしかしてない・・・)ちょっと整えただけでかなりスッキリして、おばあちゃんも納得した風の雰囲気だったので良かったです。

 

納得した風だったけど「それ以外の場所は(お義母さんの名前)ちゃんのものが入ってるから触るな」と言われたのはいい思い出。(いい思い出か?)*2

 

 

そういうわけで、この家に住み始めてもうすぐまるっと四年、おばあちゃんが施設に入って一年半、、、。

もう「何で私が・・・」と思っていても仕方ないし、結局私が先頭に立ってやるしかないことがわかったので気合を入れてやっています。

よく考えたら私のものはひとつもないのだけど・・・。

とにかく出しまくって、綺麗にして(床から棚、引き出しの中まで超汚いZE!)二人と一緒に捨てる。

まだ全然片付け終わってないけど、というか、食品庫のものもまだ全部出しきれてないんだけど、結構すっきりした気持ちでいます。

 

 

よく考えるとまだまだ先は長いんだけど、日々モノが少なくなっていくのはとても気持ちが良いです。

頑張るぞ。

 


 

*1:食器もタオルと同様、引っ越してきた時点で私たちが持ってきた食器を収納する場所などなく、仕方なく食品庫の床に置いたダンボールに入ったままにしてあり、たまに使いたいときにダンボールの中から出し、そしてまたダンボールに仕舞っていた。

*2:「おばあがそう言ったのはおかんをダシに使っとるだけで、本当は自分が触らんで欲しいだけやで。あの人はそういう人や」といのっちが言っていた。私もそう思う。笑

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