2016お祭りのご飯(2)
この時↓の続きです。
前に書いた箱寿司は、子供の頃からの(というか郷土料理なので)定番なわけですが、今年は他の料理がスペシャルでした。
叔母さんが握ってくれる寿司は最高です。
もう。
もう・・・・
もう!!!!!!(狂)
去年のお盆に初めてこんなに大きくてとろけそうでエロティックな寿司を食べたわけだけど、再びです。
もうこんなに美味しいマグロを食べる機会はないだろうと、去年もそう思ったけど、今年も同じことを思った。
幸せが口の中に飛び込んできた。
何貫も食べた。
他の寿司も美味しかった。
イワシを甘めに〆たもの。
父特製のガリのっけ。
鯖を甘めに〆たものとサーモン。
私は叔母さんが作ってくれる甘めの〆が大好き*1なのだ。
アルコールとしめ鯖とか最高(だけど、お客さんが帰るまでは酔ったりできないのでノンアルコールビール)。
いかちゃん。
それと、卵も大変美味しかった。
お寿司屋さんクオリティ・・・。
食べるのに夢中で握りの写真は撮ってないけど、あの、穴子もめっちゃ美味しかった。ふわふわとろ〜〜。
それと、
いなり寿司も。
美味しいよねお稲荷さん。
私は昔父親がお土産で買ってきてくれた煮汁がじゅわじゅわなお稲荷さんが大好きだった。
あと、マグロのたたきもあった。
寿司以外は・・・
おでん。
すじ肉はここに入った。
私は食べてないけど、とても美味しかったそう。よかったね。
この上にはんぺん。
この地域では茶色い練り物を「はんぺん」と呼びます。
どーでも良いですが、私はヤマサの野菜ソフトが大好き。
そして我が家は味噌では食べない。練り辛子で食べます。
揚げ物
- タコのから揚げ
- あかしゃえびと玉ねぎと人参のかき揚げ
- ししとうの天ぷら
- カキフライ
- チキン(胸)カツ(好評だったが写真なし。写真があったところで普通のチキンカツ)
牡蠣は濃厚。
あかしゃ海老も濃厚。
皿に山盛りにされた甲殻類。
もう、盛り付けとか言ってる場合じゃない。ぎゅうぎゅう。
ぱかっ。
痛風になっても良い。
そして私の大好物!!!!!!
銀むつ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
叔母さんが西京漬けにしてきてくれた。女神・・・。
子供の頃、たまぁ〜に食卓に上がったけど、我が家では片栗粉をまぶして一度揚げたものを更に煮付け*2にしていた。
彼方に追いやられていた記憶だけど、思い出すとあれは美味しかった。
ムツの日は本当に本当に嬉しかったなぁ。
この西京銀むつもとってもとっても美味しくて、翌日の朝も、残ってた分を率先して食べた。
相当うまい。
あとは、父親の誕生日も兼ねてデザートに作ったチーズケーキ。
dangomushinmaking.hatenadiary.com
栗羊羹や栗のパウンドケーキ(どちらも手作り)もあった。
むちゃくちゃ美味しいのだけれど、お腹いっぱいで、お土産にいただいてきました。
正直、箱寿司や他のおかずも殆ど誰も食べず(そりゃ生寿司優先するよね)だった。
皆さんお土産にお持ち帰りするのが通例。
お祭りと言っても、毎年こんな感じなわけではなく、むしろこんな、とろ食べ放題なお祭りは初めて。
子供の頃は、箱寿司、巻き寿司、稲荷寿司、蟹、祖父が作る焼き鳥(美味しかった)里芋の煮物とか筑前煮、エビフライなどの揚げ物、マカロニサラダかポテトサラダ、(もっと一般的な)お刺身、茹で落花生・・・・それに祖母が作る赤の寒天と緑の寒天、、、、そんな感じだったと記憶している。
あぁ、でも本当に美味しかった、まぐろ・・・・・・・。
そういえばひとつだけ、めちゃくちゃ後悔していることがある。
実家にバーナーがあったので何かを炙って食べようと思っていたのに、すっかりと忘れてしまった。
しかも2つあったので1つ貰ってこようと思ってたのに、それも忘れた。
次回は訪れたら、必ず何か炙る。
去年同様、今年のことは絶対に忘れたくないと思った。
それは、ひたすら美味しかったというのも勿論あるんだけど、祖父母の代が居なくなっても尚、集まる人がいてくれることに意味があるのでは?と思い始めたから。
豪勢なご飯でなくても、たまにはこうして皆で集まりたいと感じている。
子供の頃は面倒くさいなぁと思っていたけど、今はそうでもない。
いや、面倒なことは面倒なんだけど、私のすべきことのような気がし出してしまったというか・・・。
昔は子供(私の従姉妹)も多かったし、大人もたくさん来ていた。
時が流れれば当たり前のことなんだけど、多くの人が亡くなり、集まる人もすごく少なくなった。
実家の家族抜きで、25人くらい集まっていた親戚は10人程度になった。
他の田舎の友達の家でも、そんな感じで集まる人たちは昔より減ってきているだろうと思う。
・・・集まる人が減る減らないという以前にそういう文化はまだあるのかしら?
幼馴染の家は集まったって言ってたけど。
私は子も伝える人も居らず、私の代で終わりだし、親戚も減ってゆくばかりなんだけど、自分が生きてる間は年に一度くらい、人をおもてなしできたらと思う。
・・・・・いつか(もうそろそろ)立派な(普通の)大人になれたら。
そういえば、後日、父は痛風再発したそうです。
皆様、美味しいものにはお気をつけください。