雪の日は雪の中を
冬にはスタッドレスタイヤ必須の地域に住んでいる。
が。
この後もどんどん降り積もり(一時は60cm)
こんなにも降るのは珍しい。
ということで
子供の頃からの憧れだったことを思い切ってしてみた。
私は雪があまり降らない地域出身なので、実物を見たこともない、雪で作るあれ。
そう、これ。
1月に頑張ったこと。
それはかまくら作り。
三日間かけてゆっくり、無理せず*1休みながら作った。
総所要時間は5〜6時間。
三日目はいのっちが「見てられない(下手くそ)」と言って手伝ってくれた。
丸いフォルムが見えるか見えないかはお使いのモニタによって異なります。
大人ふたりで入って体操座りしたらちょうどいい大きさ。
友達に、昼間のかまくらの中で私といのっちが二人でダブルピースしてる写真を送ったら「フォルムきれいすぎ」と、すごい笑ってもらった。
何気に、2人きちんと揃って写真を撮ったのは新婚旅行以来だったかも。
夜にはここでご飯を食べてみた。
いかんせん良い大人がかまくらを作って庭先で宴というのはかなりの恥ずかしさがある(しかもひとり)ので、羞恥心を捨てられるかどうかが鍵となります。
夕方から、雪の中で冷やしておいた金麦。
どんどん冷たくなっていくカオマンガイの皿、硬くなっていく米。
冷えた物質の温度は私の指先へと伝わり、同時に遠くない氷の壁の冷気が背中を襲う。
このままいけば凍死出来ると思った。
食べたいものばかりで宴を、と思ったけど、半分も食べられずに家に逃げ帰った。
自分が作った城で死ぬのは幸せかもしれないけど、それがかまくらで、しかも庭で、一人で宴の最中に凍死ってなったら、お前馬鹿なの?ってなるから。
本当は前日に気持ちが高ぶりすぎて、どうせならばドレスアップして、シルクシフォンのワンピースに、ポートベローで買った毛皮、羽根のヘッドドレス、 ビンテージのピアス、ワンストラップのキラキラしたミュール、、、、とか考えてたんだけど、よく考えたらそれはちょっとバカすぎるな、と冷静になってやめました。
今考えても、やめておいて良かった。
これもお前馬鹿なの?事案。
そんな姿で凍死して庭のかまくらから発見されたら、殺してくれって思う。
も少し大きいのを作って、中に卓上コンロを持ち込んで、鍋やりたい。
機会があったらまた作りたい。
近頃は全く運動をしてないので、 良い運動になりました。
身体を労りながら無理せず作るのがポイント。
ご飯を食べる時は温かいものを食べることをおすすめします。
*1:とは言え終わってみたら筋肉痛