雲がなかった日
先日、良く晴れた日があったので、いのっちとふらふらした。
少し遠回りして公園に。
まだ雪が残っていた。*1
足跡発見。
これ↑は狐っぽかった。
別の足跡も。
この足跡・・・手をパーにして雪に跡を付けるのを楽しんだのでは?
何の足跡かな?犬?たぬき?
何にしてもきゃわわ。
たぬきといえば、この前「有頂天家族」というアニメを少し観たんだけど、その中で「僕はたぬきが可愛くて仕方ない。そして可愛くて美味しい。美味しいたぬきを僕は食べる。そして自分は、出来ればたぬきに美味しく食べてもらいたい」と、いうようなことを言ってる人が居て、めちゃくちゃ共感した。
私も動物を食べる。
それと同時にとっても可愛いと思うし、好きだし、、でも食べる。
魚介類は生きてるのを捌いて食べたりする。
なまこなんて、とっても可愛い。
可愛いなぁと美味しいなぁを一緒に思いながら、食べる。
子供の頃に大好きだった小説の中で登場人物が自分の最期を語ってる場面があった。
内容は、ざっくり言うと「動物に食べられたい」という内容なんだけど、その頃からそういう死に方にはとても憧れを抱いている。*2
今、私が死んでもそれは無理そうだなぁ、と思う。
いのっちに、私の体をどこか人目につかない動物の居そうなところに置いておいて欲しいけど、そんなことをしたらいのっちが捕まってしまう。
それについてはまた、法に触れない感じで妄想しときます。
池の上の出島の上の祠。
倒れた木と池。
池にうつった樹木。
本当に良く晴れた日でした。
去年は猫と狐の足跡だった。
この日、私はカメラを持っていなかったので、またも写真提供:いのっち。
最近は自分でベルビア風に写る設定を作り込んで楽しんでらっしゃるのであった。
雪の日は雪の中を
冬にはスタッドレスタイヤ必須の地域に住んでいる。
が。
この後もどんどん降り積もり(一時は60cm)
こんなにも降るのは珍しい。
ということで
子供の頃からの憧れだったことを思い切ってしてみた。
私は雪があまり降らない地域出身なので、実物を見たこともない、雪で作るあれ。
そう、これ。
1月に頑張ったこと。
それはかまくら作り。
三日間かけてゆっくり、無理せず*1休みながら作った。
総所要時間は5〜6時間。
三日目はいのっちが「見てられない(下手くそ)」と言って手伝ってくれた。
丸いフォルムが見えるか見えないかはお使いのモニタによって異なります。
大人ふたりで入って体操座りしたらちょうどいい大きさ。
友達に、昼間のかまくらの中で私といのっちが二人でダブルピースしてる写真を送ったら「フォルムきれいすぎ」と、すごい笑ってもらった。
何気に、2人きちんと揃って写真を撮ったのは新婚旅行以来だったかも。
夜にはここでご飯を食べてみた。
いかんせん良い大人がかまくらを作って庭先で宴というのはかなりの恥ずかしさがある(しかもひとり)ので、羞恥心を捨てられるかどうかが鍵となります。
夕方から、雪の中で冷やしておいた金麦。
どんどん冷たくなっていくカオマンガイの皿、硬くなっていく米。
冷えた物質の温度は私の指先へと伝わり、同時に遠くない氷の壁の冷気が背中を襲う。
このままいけば凍死出来ると思った。
食べたいものばかりで宴を、と思ったけど、半分も食べられずに家に逃げ帰った。
自分が作った城で死ぬのは幸せかもしれないけど、それがかまくらで、しかも庭で、一人で宴の最中に凍死ってなったら、お前馬鹿なの?ってなるから。
本当は前日に気持ちが高ぶりすぎて、どうせならばドレスアップして、シルクシフォンのワンピースに、ポートベローで買った毛皮、羽根のヘッドドレス、 ビンテージのピアス、ワンストラップのキラキラしたミュール、、、、とか考えてたんだけど、よく考えたらそれはちょっとバカすぎるな、と冷静になってやめました。
今考えても、やめておいて良かった。
これもお前馬鹿なの?事案。
そんな姿で凍死して庭のかまくらから発見されたら、殺してくれって思う。
も少し大きいのを作って、中に卓上コンロを持ち込んで、鍋やりたい。
機会があったらまた作りたい。
近頃は全く運動をしてないので、 良い運動になりました。
身体を労りながら無理せず作るのがポイント。
ご飯を食べる時は温かいものを食べることをおすすめします。
*1:とは言え終わってみたら筋肉痛