三月最後の水曜日の桜
昨日の桜。
咲いてたり咲いてなかったり。
上の方はまだつぼみが多い。
毎日晴れちゃって、どうしちゃったんでしょうね?
私も桜が好きです。
つぼみも良し。
ヒノキの木が植わりまくりの場所なので、花粉症の人はここにお花見には来れない・・・。
この時に見つけた、終わりかけのこの時期に、まだ出たてのツクシ。
去年、完全に時期を逃してしまったツクシ。今年は少しだけだけどギリギリ採れたので嬉しくなった。
アク抜きして、天ぷらにして食べてみた。
採っている時、少し頭が開いているツクシを採ろうとした私を見て、いのっちが「こんなホウケトルやつあかんやろ!!」と言っていたけど、私は子供の頃、先っちょから胞子が飛ばない程度のやつなら採ってきていた。
子供の頃から採ってきて、食べていた(私は採る専門で殆ど食べなかったが)ものについて「あかん!」と言われたことについてモヤついたので、これくらいのまでなら食べるよ!と、調理済みの画像(インターネットより)を見せたら「こんなん食うの?!こんなもんカスカスやろ!終わっとる!信じられへん!都会の人は食べどきがわからんのやろな」(ボロクソである)と言っていた。
まぁ、別に、私は最初から特に美味しいと思わないし食べないのでどーでもいいっちゃどーでも良いんですけど。
ちなみにお義母さんは、頭が少しでも開いていると「食べられないもの(食べたらいけないもの(?))」だと思っていたらしい。
もしかしたらこの地域ではそういうものなのかもしれない。ツクシの頭の締り具合に厳しい地域。
いのっちはツクシの頭の苦いのが良いらしい。私は子供の頃、それが苦手で茎だけ食べたりしていた。
昨日、ものすごく久しぶりに食べてみたら悪くなかった。
天ぷらにしたら何でも美味しいという説もある。
天ぷらはえらい。
綿毛のセイタカアワダチソウ
そこかしこで桜の写真を見るのだけど、うちの前の桜はまだ咲いていない。
この写真は一週間前のものですが。
近くで見たら薄緑で可愛い。
この一週間前の状態からどれくらい変わってるかな?
明日見に行ってみようかな。
セイタカアワダチソウ。
黄色く咲いている時よりも、こうやって綿毛になってる方が好きだったりする。
星の集合体みたいに見える。
先日、ご近所さんからイワシとカレイをいただいた。ありがとうございます!
カリカリの尻尾とヒレ、ふわっとした身、たまらないよね。
何度も書いているかもしれないけど、私はカレイが好きなのです。
「揚げる」か「煮る」でシンプルに食べるのが好きで、自分で作るとなるといつもそうしてしまう。
立派なカレイだったので尻尾側は揚げ、頭側は明日、煮て食べようと思っている。
イワシの方は・・・
まず、パンを焼きます。
フォカッチャです。
大きいやつと小さいやつ。
ドライトマト、丸焦げだね。。。
水で戻さずドライのまま乗っけたのが敗因でしょうか?そうでしょうね。
外は想像以上にカリッと、中はふかふかのフォカッチャ。
大きい方は、パン粉に。
使いかけのパン粉を保存するのが嫌すぎて、パン粉が欲しい時はパンを焼いている。
何やってんだ私は・・・と思うこともあるが、良いこともある。
買ってきたパン粉より、自分で作ったパンから作るパン粉で揚げたフライの方が美味しく感じる。
フランスパンでも食パンでもフォカッチャでも良いということがわかった。
小さい方のフォカッチャを水平に切って、切り目を焼いて
イワシフライバーガー。
キャベツ、フライ、ハニーマスタード、ソース、マヨ玉子、ケッパー。
いのっちに「見た目が残飯っぽいね☆」と言われたので、写真にふんわり系フィルターをかぶせてみたんだけど、、、、
見た目は残飯、中身はご馳走!
すごい美味しかったということだけ、お伝えしておきます。(めちゃくちゃに食べにくかったけど)
いのっちにはカツを揚げて
チャンカレ*1を贈呈。
あの人はイワシとカレイ、それに鯖は一部を除き*2食べられない。
イワシの骨は
塩をまぶして置いておき、洗って拭いて
骨せんべいになった。
初めて作ったけど、おいしーね!これからは絶対しようと思いました。
イワシの半量は酢の物にした。
はじめはお刺身でいこうかと思ったけど、皮を剥ぐのが面倒だな・・・と全部酢の物に。
子供の頃、祖母が作ったコノシロorイワシの酢の物が常に冷蔵庫に入っていたような気がする。
実際には全然常になんて入ってなくて、旬の時期だけだったと思うけど、何しろいっぺんに大量に作るから、来る日も来る日も食卓に並んでいて、いっつもあったような印象になっている。
子供の頃は「またかよ・・・まだあるのかよ・・・」と思っていたけど、今となっては懐かしく、そして美味しく感じてしまい、自分も大人になったなぁと感じる。
それとつみれを一個だけ。
酢の物用のイワシは、頑張って三枚に卸したんだけど、骨に結構残ってしまった身を団子にして茹でて食べた。
お魚美味しいね。
最後に、話が飛ぶ上、どーでも良い報告ですが、天津飯は週六で食べており、そのたびに癒されています。
天津飯、良い。
鯖
激安とその周辺しか買えない身体になってしまったから… pic.twitter.com/l84YZFwHGE
— おかだんご (@oka_dangomushin) 2018年3月14日
私は叔母が作ったシメサバが大大大好きなのだけど、自分で作ったことはなかった。
まずシメサバを作るには、新鮮な鯖を手に入れなければならない。いきなりハードルが高い。ムリ。
しかし、先日出会ってしまったのです。すっごく綺麗でハリのある鯖に。それは運命。デスティニー!
そうゆうことで初めてシメサバを作った。
お砂糖をまぶして水分を抜く。時間はてきとう。
同時に、あらにしっかりめに塩を振っておく。
鍋には水と昆布を入れておく。
あらで汁ものを作るのです。この日は白菜と鯖の汁。
どーでもいいけど鯖の青色めちゃくちゃ綺麗。見る角度によって全然違う色にキラキラ光って、さすが「魚」に「青」と書いてサバ。料理を作っているとこういう美しいものに気付けるのが楽しい。(本物は写真の100倍きれい)
ナマコの透き通った中身も大好き。ラディッシュの、白とピンクの曖昧な境目も好き。
洗い流して綺麗に水分を拭いたら今度は塩をまぶして水分を抜く。
一時間くらいしたら、これも流して綺麗に拭く。
私はこの間に中骨を抜いたりしたけど、締めてからのがしやすいかな?どーでしょ?
最後は酢締め。
鍋に入れておいた昆布を取り出して、これもシメサバに入れる。使い回しちゃう。家で食べるなら十分だと思っている。
ケチなので、最低限の酢をプラ袋に入れてみたんだけど、よく考えたら資源の無駄&酢のが安い?
酢で締めてる間に、あらの塩を洗う。
その時に肝だけ別に取り、肝醤油用に別で湯がく。魚の肝大好き。(獣の肝も大好き)
他のあらは霜降りして汚れを落として、白菜と一緒に昆布エキスの出た水の中に。
沸騰したらアクを取って、火を弱めて、薄口醤油で味を整えたら出来上がり。わーい!
シメサバも、いい具合になっております。
くれぐれも気をつけたいのはアニサキス。とにかく可食部を良く見て。腹痛が嫌なら冷凍を。冷凍48時間、または70℃以上で加熱すれば死滅するそうですから。
幸運なことに私はまだ一度もアニサキスを食べたことがありません。多分、激しい腹痛になってからでないと「冷凍」という工程を入れないと思う。人様に食べさせる場合は別、というか家族以外には食べさせられないな。
イカの塩辛を作る時にウネウネしてるのや、焼いたさんまの内臓にいるのは見たことはあるけど、いつかは見落として、生きたままのものを食らってしまうのではないかと少し緊張しています。
出来た
この日、体調が思わしくなかったりで、作り終える頃にはヘロヘロに。
ヘロヘロ感が良く伝わる写真ですね◎
牡蠣ご飯はお義母さんが買った牡蠣ご飯の素使用。
しかし本当に綺麗な青。
肝は漉さずに切っただけです。
生姜は冷蔵庫にしなしなしてるのしかなかった。新鮮なシャキシャキの生姜だったらどんなに良かったか・・・。
一切れ食べて、もう、そのまんまでもやらかくてとろっとしてて幸せだったけど、せっかくなので炙った。
ため息の出るルックス。
薬味と肝で食べる。
食べてるうちにどんどん心がほぐれていくのを感じた・・・ううう、美味しい・・・。
この後、どうにもこうにもお酒が欲しくなり、おちょこいっぱいだけ飲みました。
これ。超甘口。
本当はキリッとしたお酒を飲みたかったけど、何もなかった。
しかしこれはこれで美味しくて、笑いながら飲み食いしました。
お酒も魚も舞鶴産の舞鶴御膳となったのでした。
翌日のお昼。
棒鮨。
ラップを使ったけど、ラップよりも厚手のポリ袋を開いて使った方が扱いやすい。押し寿司でも同様。
下から鯖、とろろ昆布、岩下の新生姜。
こういうとき、たまま家に材料が揃っているとすぐに運命を感じてしまう。
うすあじだそうです。
ところで、鯖って焼く時皮剥かないじゃん?
むしろあの皮って美味しいじゃん?
炙ったらバリバリになって美味しいんじゃないかな、と思ってすごく迷ったんだけど今回は剥いた。
半分剥かずに試したら良かったな。
食べる前に炙って出来上がり。
切れ目には脂がたっぷり溶け出している。
はぁ・・・
食べる前にうっとりしちゃう。
お義母さんがこれを見て「まぁ!!すご〜〜〜〜い!こんなん七百円くらいで売っとてやで」と言っていた。
ですよね、すごいですよね!!!
半身なので二百円以下で一本出来ます。
お得感すごい。
しかも自分で作ったら自分の好きな味付けに出来るんですよ?自炊の何が良いってそこが良い。
米も、あんまりぎゅーぎゅーしないで、自分の好きな加減に巻けるし。ぎゅーぎゅーが良い時もたまにはあるが。
とにかく、一匹の鯖にものすごく幸せにしてもらった日だった。