二月になってしまった。
作りかけのプラモデルは、まだ完成していない。
家にエアブラシもあるんだけど、シングルアクションの安物だから気をつけて使わないと、トロトロ垂れてきて、最初に吹いた時にタマが吹き付けられるからムズカシーンだよ。ダブルアクションのちゃんとしたのじゃないと。(いのっち談。文章書いてるけどちゃんと理解出来てない私。とにかくシングルよりダブルが良いらしい。)
ということで、エアブラシは洗浄も面倒くさそうなので、筆塗り。
いのっちがあんまり(全然)どうして良いか教えてくれないので、自分で塗ってみた。
そして塗った後で、田中流筆塗りってのを知って、目から鱗状態になった。
でももう、ここまできてしまったし、あんまり綺麗ではないけど、このまま自分なりに塗ろう!
ぼかしの表現を筆塗りでどう表現したらいいかもわからないけど、とりあえず大まかに塗ってから考えよう・・・
とりあえず、あと一色塗ったら、残りは細かいとこや反省だ・・・!
ってとこでコレ。
ツールクリーナーぶっかけてしまった。
うううう。
色むらになってるとこが、ぶっかけたとこ。
意気消沈したことは言うまでもない。
どうしようもないので、頑張って(中途半端に)塗料を落としてみた。
ツールクリーナーは強いので、一部、塗料とプラが癒着してしまい、色が落ちないし、とにかくもう、気持ちが折れた・・・。
この飛行機は練習用ってことで色々実験させてもらおうと思います。
これは、いのっちが昔作った、イタリアのヒコーキ。
紅の豚のやつ。
筆塗りなのに・・・。
最近、プラモデルを作るにあたり、やっぱりミリタリーものが多いし、色んな戦艦や飛行機とか、知れば知るほど戦争について少し考えるようになった。
少しだけど。
戦争の終わり頃なんかは、もう、本当に辛い。
実は私は物心ついた頃から、祖父に戦争の話を聞かされて育った。
毎日毎日色んな話を、暗記出来るほど聞いた。
(他の家族からも)
戦地で戦っていた人と、戦時中に空襲の中青春を過ごした人、息子が戦死した人の、生の声を浴びて育ったっていうのは、はなり貴重な体験だったかもしれない。
別に、戦争の話を聞きたくて聞いていたわけじゃないけど、祖父のことは特に大好きだったので、祖父の話は何でも聞きたかった。
かなり具体的な、おじいちゃんの体験話だったけど、良く私に上手に聞かせてくれたなぁ、と思う。
・・・ミリタリーものを見ると戦争について少し考えるようになった、というか、最終的に祖父の話に着地しちゃうな、どうしても。
やっぱり子供の頃に何度も何度も話を聞いて育つと結局、戦死した祖父の弟の話や、家族から聞いた戦争の話に結びつけてしまう構造になってるのかな、脳が。
殺し合いって、話聞いてるだけでも恐ろしい、と、思う。
そんな私は、まだ戦車や飛行機の名前が覚えられまへん。
・・・・。